掲示板（コロナウイルス関連）

川崎医療福祉大学の諏訪利明先生が、下記のようなメッセージを出されています。少し長いですが全文引用させていただきます。また、URLを開くと具体的な過ごし方などが和訳されて紹介されています。

020/03/24
不確実な時に自閉症の人を支援するということ
自分が大学で仕事を始めてから、ずっと続けてきた年に1度の「TEACCH詣で（笑）」が、今年はコロナウィルスのために中止となりました。なんだか気持ちが収まらないまま、宙ぶらりんな気分だったのですが、2月、まだコロナウィルスが今ほど大騒ぎになっていなかったときに間に合って来日した、チャペルヒルTEACCHセンターのカラ・ヒューム先生から、アメリカ帰国後、日本にひとつの記事が送られてきました。

その内容は、この新型ウィルスがいつ収束するのか、はっきりした見通しもなく不安な思いで生活しているASDの人たちに向けて、そしてその支援にあたっている家族や支援者に向けての強いメッセージでした。具体的な方略が7つにまとめられて書かれており、とてもわかりやすい記事です。そこで、今回、社会連携センターTEACCH Autism Programでは、職員全員で、その記事を翻訳して大学のHPでも発信することにしました。（この翻訳はTEACCHプログラム研究会のHPでも発信しています。）英語の専門家は一人もいないので、拙訳なのですが、どうぞ参考にしてみてください。

今回、こうした発信をするTEACCHの偉大さを改めて実感するとともに、TEACCHと絡んで仕事ができることを、本当に誇らしく感じました。これからも自閉症の人たちとその家族を中心に、支援する人たちと共に考えるリーダーでありたいと思いました。


川崎医療福祉大学
社会連携センター
TEACCH Autism Program
諏訪利明、下田茜、小田桐早苗、重松孝治